アスペルガー症候群の女性に見られる特徴
男性に多く、女性に少ない
アスペルガー症候群は男性に多く、女性に少ないといわれています。
アスペルガー症候群に関する情報も男性向けのものが多く、女性向けにまとめられた本やWebサイトは多くありません。
女性向けの情報をまとめた書籍としては、『女性のアスペルガー症候群』(宮尾益知監修、講談社)などがあります。
ここではこの書籍を参考に女性に見られるアスペルガー症候群の特徴をいくつか紹介しましょう。
まず、男性は3歳頃からこだわりの強さが目立ってくるのに対し、女性は10歳頃から人間関係で悩むようになって発覚することが多いようです。
言葉を字義通りに捉えてしまうことから、食事や甘い誘い文句をそのまま捉えて付いていってしまい、性被害にあうといった恐れもあります。
人間関係と恋愛に特に注意を
女性の場合は、特に思春期以降の友達同士の関係に悩みやすく、いわゆるガールズトークができないために、友だちとうまくいかないことが問題となります。
人間関係のストレスから体調を崩しやすくなることも、思春期から多くみられます。
女性は男性に比べてコミュニケーション能力が育ちやすいため、こだわりや社会性の乏しさといったアスペルガー症候群の典型的な特徴があまり目立たないようです。
そのため、一人で悩みを抱えたり、孤立してしまうことに男性よりも注意しなければなりません。
恋愛についてのケアも必要で、交際と性交渉の違いや月経などについて母親を中心とした家族ぐるみで理解を深めましょう。
一般的に、思春期以降は親へ恋愛などの相談をしなくなってくるものですが、アスペルガー症候群の場合は親へ相談し続けることが多いので、母親と何でも相談できる時間が大切になります。